しゃっくりが止まらなくて・・・

死ぬかと思った。あんまり死ぬ死ぬ言うと不吉なような気がして、最近は心を入れ替えてあまり言わないようにしているのだが、死ぬかと思った。

 

夫は筋肉育成のため海外からプロテインを購入しているのだが、八月に購入したプロテインが届かないことにはじまる。あまりにも届かないので問い合わせしてみると「普通一ヶ月くらいかかるんじゃね?」と切り返され、一ヶ月待っても届かないので再度問い合わせると「うちの不備やったわゴメン、返金するか発送するかどっちがええ?」と聞かれ「そんなもん発送に決まってる」と返事してからも全然届かないので再々度問い合わせると「再発送手続きしてへんかったっぽい。調査するわ」と言われて数週間後、二ヶ月越しにやっと届いたと思ったら、三つ注文しているうちの二つしか届かないという、筋肉界の陰謀としか思えない状況に夫が全然平気そうな顔をしているので、夫の分まで怒っていたらしゃっくり発症。そして止まらなくなった。

 

水を飲んだり、息を止めたり、ツボを押したり、念じてみたりしても一向に止まらない。あまりの苦しさ、横隔膜の痛みに「これから私は死ぬ」のだと覚悟した。死亡診断書の死因欄に「しゃっくり」と書かれるのはさすがに・・・と思いかけたが、私のような小者にはぴったりな死因かもしれないありがとうさようなら、と悟りかけたところでしゃっくりが止まった。

 

死ぬ瀬戸際だったときは納得しかけたが、どう考えてもやっぱり「死因:しゃっくり」は嫌だわ。